2020.2.11更新

今回は2019年度の最後の更新となります。

アンケートで要望の多かった縦割り班での自由活動について、最終発表の様子とともに紹介していきます!

縦割り班での自由活動は正式名称を「キャンパスデザイン課題」といい、大学での生活が楽しくなるような活動を学生が考えて行う課題です。中には先輩から何年も引き継いで行っている活動もあります!

 

No.1 【ティーパーティー】

学生が定期的に集まり、他学年間での交流を行い仲を深めています。春には学業やカリキュラムについての説明と選択授業のおすすめを教える会、夏前には1・2年生がテストについて上級生に聞く会など、学生生活を送る上で役立つ会も行っています。

 

No.2 【料理教室・料理通信】

実家暮らしや、一人暮らしで外食中心の学生に向けて、料理の楽しさを知り実生活に役立ててもらおうという企画です。料理教室をしたり、啓発の通信を作成し配布したりしています。

 

No.3 【OT通信】

学生の保護者や外部の方に向けて作業療法士とは、秋田大学作業療法学専攻とはをアピールするOT通信を作成しています。これは大学内や大学病院内に掲示しているほか、本HPからも閲覧が可能となっています。

 

No.4 【学内装飾】

学校内を明るく楽しいものにするために、七夕やハロウィン、クリスマスなど季節に合わせた装飾を行っています。作成会も他学年で交流する貴重な機会の一つになっています。

 

No.5 【清掃活動・もの作り】

学校内をきれいに保つため、ティーパーティー後の清掃、キャンパスクリーンデイ、年末の大掃除などを主導しています。また学内の物品として今年はベンチを作成し、看護や理学の生徒も利用する中庭付近に設置しています。

 

No.6 【OTユニフォーム・運動会・ウォーキングウィーク】

OT専攻のユニフォームとなるオリジナルTシャツやジャージ、スウェットを作成します。また夏には記事で紹介した運動会を主催します。生徒の運動意識を高め、習慣付けるためのウォーキングウィークも行っています。

 

No.7 【野菜作り】

園芸企画と連動し、野菜作りを行っています。成長の様子は園芸日誌にまとめています。収穫した野菜は料理教室で食材として使用するほか、今年は唐辛子を使用した魔除けを作成し、4年生の国家試験合格を祈願しました。

 

No.8 【OT名簿・学内新聞】

学生が他学年の学生の顔と名前を覚えられるよう、写真入りの名簿を作成しています。サークルやアルバイト・趣味などの情報も入ったものとなっています。今年は卒業1年目の先輩や先生方にも協力を依頼し名簿を作成しました。

 

No.9 【トイレ装飾画像

学内のトイレに季節の花を置いたり、装飾をして雰囲気を華やかにしています。OT学生が良く使うところを中心に、看護や理学、医学科の学生が使うトイレにも設置しています。

*発表の写真撮り忘れましたすいません!!

 

 

No.10 【HP・SNS画像

ご覧のHPとインスタ・ツイッターの管理更新をしています。他の班と連携しその活動を紹介したり、OT通信を掲載したりもしています。

 

以上10の課題を班ごとに学生が自主的に企画・運営しています!

本年度のHP更新はこれで終了となります。前期は文章作成・HP更新に慣れないこともあり、文章量・更新頻度共に少なくなってしまいました。後期はその分写真を多めにし、視覚的にも伝わりやすいHPを目指して活動してまいりました。

来年度も後輩がこの活動を引き継ぐ(と思います)ので、これからも秋田大学作業療法学専攻および本HPをよろしくお願いします。

 

2020.01.21更新

今回は毎年恒例となっている3年生の自助具・遊具制作発表会記事の第2段、遊具編です。学生が工夫し楽しみながら制作した遊具を是非ご覧ください!

 

遊具No.1

【Wooden Number Cards】

 

認知症など、認知機能や短期記憶能力の低下、見当識障害を持つ人のための遊具です。

数字や記号、文字の書かれた木製のカードが4色あります。

これらを用い日付や年齢・誕生日を答えてもらう、簡単な計算をしてもらう、カードを裏返し神経衰弱を行う、膜性であることを利用しドミノや積み木として用いるなどたくさんの方法で遊ぶことができます。

 

遊具No.2

【万能ペグひも通し】

 

脳卒中片麻痺や末梢神経障害などで、手指の巧緻動作や視覚と運動の協調が障害されている方のための遊具です。

ペグボードとしてペグを刺すことができるほか、ボードを立ててひも通しをすることもできます。

また、黒と白に塗られたペグを使うことでオセロで遊ぶことも可能となっています。

箱も手づくりし、収納もしやすくなっています。


 

遊具No.3

【ハリネズミさんの紐通し】

 

手指の筋力が弱い方や巧緻性の低い方のための遊具です。

かわいいハリネズミモチーフのボードに、お手本の写真通りにひもを通して使います。お手本は難易度に差があり難しさを調節できるほか、紐にも色や太さ・手触りに差があり触覚でも楽しめる遊具となっています。

裏側には靴の絵が描かれており、靴ひもを通す練習にも使うことができます。

遊具No.4 【BIG!ジェンガ】

 

入院生活で活動性が低下している精神障害者や高齢者のための遊具です。

ジェンガがトライウォール(3層段ボール)で大きく作られており、遊ぶ際は全身の大きな運動が要求されます。床面に置くか机上に置くかで必要なリーチ範囲を調整できます。

複数人で行うことで、コミュニケーションや協調性が必要な集団活動として行うこともできます。

大きいためかなりのハラハラ感があり、意識や注意の障害にも覚醒・注目を促すことができます。


 

遊具No.5

【3³(Three-cubed)】

 

認知症や高次脳機能障害で注意機能に障害がある方のための遊具です。

色・高さ・形の3要素がそれぞれ異なる9個のコマがあるのが特徴です。

中の見えない袋にコマを入れ、色・高さ・形を答えてもらう。コマを一つ隠し他のコマから隠されたコマの要素を推定する。コマをお手本通りに並べる。要素を使った3目並べなどの遊び方ができます。

 

遊具No.6

【SIN-PEG】

 

脳卒中片麻痺など手指の巧緻動作に障害がある人のための遊具です。

ペグとペグボードとして使うことができるほか、ボードゲーム『瞬間決着ゲーム シンペイ』として遊ぶことができます。

このゲームは高い認知・注意・思考能力が求められるほかペグをひっくり返す動きが多く繰り返されるため楽しく遊びながら訓練ができます。

遊具No.7 【ゆらゆらウェーブ】

 

上肢のリーチや空間保持動作に障害がある方のための遊具です。

不安定な円形の土台の上に大きさや形の異なるブロックを乗せバランスを取るゲームです。

一人で積み上げるほか、二人で交互に積み倒した方が負けという対戦形式で遊ぶこともできます。

集中力と空間保持、手先の細かな動作が要求されます。


遊具No.8 【作ろう!りんごの木】

 

脳卒中片麻痺などで手のつまみ動作や巧緻動作・リーチのほか、認知機能に障害がある方のための遊具です。

木を模した土台に葉や花・りんごの実をつけていきリンゴの木を完成させるゲームです。

葉や花には枝に引っ掛けるものと先端に穴を通すものの2種類があり、異なる運動が求められます。


遊具No.9 【つみつみ】

 

脳卒中片麻痺などにより手の巧緻動作に障害がある方のための遊具です。

積み木として用い、手で積むほか箸で積むこともできます。積み木はそれぞれに色・数字・マークがあり、それを並べることで認知機能へのアプローチが可能です。高く積むとリーチも必要となります。


遊具No.10 【懐かしのコリントゲーム】

 

認知症の方や高齢な方のための遊具です。

懐かしのコリントゲームを行うことで昔を思い出し、脳の活性化を図り充足感を得てもらいたいと考えます。

レバーを引いて玉を飛ばし、パチンコの要領で得点の書かれた穴に玉を入れて遊びます。

得点配分と障害物の場所を自由に変えることができるほか、複数人で得点を競うこともできます。


遊具No.11 【作って!! ひらがならべ】

 

認知症の高齢者や知的障害者の方のための遊具です。

ひらがなの書かれた木版とホワイトボードから成り、木板は磁石でボードに貼ることができます。

木版を50音順に並べる、バラバラに並べ1つを探し出してもらう、言った単語を並べてもらう、絵の単語を並べてもらう、〇文字の単語を5つ作ってもらうなど、たくさんの遊び方ができます。


以上計11の遊具、いかがだったでしょうか?

こちらも学生が企画・設計・制作を全て行い、たくさんの工夫や試行錯誤の果てに完成したものです。

作業療法士はこのように自助具や遊具を作成することもあるため、対象者に適した、安価で実用的なものを設計・作成する能力が必要となります。

今回の実習課題はとても良い経験となりました!

2020.01.18更新

今回は毎年恒例となっている3年生の自助具・遊具制作発表会記事の第1段、自助具編です。学生が工夫し試行錯誤した自助具を是非ご覧ください!

 

自助具No.1

【シューヘルパー】

 

関節リウマチなど、靴を履く際に座る動作、かがむ動作が難しい方のための自助具です。

握りやすい太さの棒の先端に靴を固定する装置と靴ベラを付け、立ったままで靴の着脱がしやすいような工夫がされています。

自助具が自立するのでそのまま置いておくことができます。

 

 

自助具No.2

【ピタッとネックレス】

 

手の震えやブレなどの不随意(意識しない)運動が生じている方や、片麻痺・切断などで片手が使えない人でもネックレスを付けられるように工夫した自助具です。

ネックレスにチェーンを取り付け、そのチェーンの両端に付けた磁石をくっつけることでネックレスを簡単に留めることができます。

 

 

 

自助具No.3

【らくらくホッチキス止め】

 

片麻痺の方など、両手で書類を揃えたりホッチキスで留めたりが難しい方のための自助具です。

木製の台の縁に書類を合わせることで簡単に揃えることができ、角が斜めにカットされているため簡単にホッチキスを留めることができます。

 

 

 

自助具No.4

【お薬片手で開けるくん】

 

片麻痺や切断などで片手で動作を行う人、関節リウマチや加齢により手指の細かな動作が難しい方のための自助具です。

アクリル部分に粉薬を立てかけ片手で切ることができるほか、タッパーの穴に合わせて上から押すことで片手で錠剤を開けることもできます。

 

 

 

 

自助具No.5

【ペットボトルオープナー】

 

関節リウマチで手や指への負担をできるだけ少なくする際に用いることができる自助具です。

市販のトングの接続部に滑り止めを付け、キャップ部を挟んで輪ゴムで留めることで、トングを押して少ない力で簡単にペットボトルを開けることができます。

 

自助具No.6

【爪切りセット】

 

片麻痺の方が自分で爪を切ることができるよう工夫された爪切りの自助具です。

麻痺した手でも爪切りを押しやすいよう持ち手を大きくし、台に固定する使い方で良いほうの手の爪を、

爪切りを台から外して良い方の手で使い、台の盛り上がった部分に麻痺した手を乗せて固定する使い方で麻痺した方の手の爪を切ることができます。

 

自助具No.7

【片(カタ)ンラップ】

 

 

片麻痺で麻痺の手が補助的に使える方向けに、ラップをかけられるよう工夫した自助具です。

ラップを台に置き、洗濯バサミで端を固定、皿を置いてラップを引くことでラップがけができるよう試行錯誤しました。

かなり難しい両手動作ですが自助具として補助できると便利です!

自助具No.8 【髪留め補助具】

 

片麻痺や切断等の方が、片手で髪が留められることを目指した自助具です。実際には髪型によって重さでうまく留めることができないこともありましたが、前髪などには実用的な自助具となりました。

補助具のコーム部分で髪を押さえ、バナナクリップを用いることで髪を片手で留めることができます。


自助具No.9 【靴下ハンガー】

 

指でつまめない・両手を同時にうまく動かせないなど細かい動作が難しく洗濯バサミを使えない人のための自助具です。

靴下をハンガーにかぶせることで片手で干すことができ、外す際も簡単です。


自助具No.10 【くるっとガチャ】

 

関節リウマチなどの方が、関節に負担をかけずにドアノブや蛇口を回すための自助具です。

洗濯バサミ部分をドアノブや蛇口に取り付け、持ち手部分を押すことで簡単に回すことができます。


自助具No.11 【輪ゴムで留めるんだー!】

 

片麻痺など、両手動作の難しい方でも簡単に輪ゴムを留められるように制作した自助具です。

留めたい物の大きさに合わせて竹ひごを穴に差し込み、棒に輪ゴムを通して留めたい物と同時に引き抜くことで簡単にゴム留めができます。

袋の口部や錠剤の束など小さなものを留めるのにも用いることができます。


以上計11の自助具を紹介してまいりました。どれも学生が企画・設計・制作を全て行い、たくさんの工夫や試行錯誤を盛り込んだものとなっています。

次回は遊具編!お楽しみに。

2020.01.06更新

新年、あけましておめでとうございます。

本年も秋田大学作業療法学専攻の特徴と活動について皆様にお伝えできるよう、微力を尽くしてまいります。

今回は先月に続き普段の授業の様子、1年生・2年生編をお送りします!

2年生の内部障害学の授業の様子です。割り振られた国家試験の問題を解き、みんなの前で解説しています。国家試験対策ができるだけでなく、プレゼンテーション能力の向上にも役立っています。どうすればわかりやすい解説になるか、試行錯誤しながら生徒が授業を行っています。最初は緊張しますが国家試験の問題が解け、加えて説明もできた時の達成感は格別です!

2年生の作業療法評価法実習の授業の様子です!これは患者さんの関節がどれくらい動くのか、測る練習をしています。その結果から、患者さんの現状を把握し、治療の計画を立てていきます。体幹や首、上肢や下肢、指など様々な関節の動きを測ったりするのは大変ですが、ひとつずつ丁寧に覚えて頑張っています!


1年生の人体構造学実習の様子です!今年最後の実習では心電図、筋肉や血管の超音波などを行いました。写真は心電図を装着している場面です。慣れない作業も多いですが、グループで教えあいながら楽しく学んでいます!実際の医療器具に触れるとてもためになる時間になりました!

今回の各学年の記事はそれぞれの学年の班員が作成しました。生の声をできるだけ反映できるよう、これからも努力していきます。

次回は毎年恒例の3年生自助具・遊具制作発表会を複数回に分けて記載する予定です。

また入試や秋大OTについて不安な点やわからないことがあれば、HPのBBSやツイッターの質問箱、リプライなどでお気軽に質問ください。新入生の入学を心よりお待ちしております。

2019.12.04更新

12月に入りすっかり冬となってまいりました。

先月はアンケートを行いました。ご回答いただいた方、ご協力ありがとうございました!

アンケートで要望の多かった授業の様子をこれから紹介いたします!今回は3年生編!

3年生は1・2年で学んだ基礎をもとにした専門的授業が多く、実習やグループ課題が多いのが特徴です。

11月2日には発達・老年期作業療法評価法実習の一環として、秋田県三種町在住の高齢者の方にご協力いただき実際に評価を行いました。身体能力・精神状態・生活リズム・趣味活動・家屋構造や地域環境など様々な評価を行いました。またこの結果をもとに良い点・悪い点を分析、大学に帰って治療計画の作成を行いました。

実践的に評価、分析、計画を体験し老年期における作業療法の実際と求められる力を認識することができました。毎年ご協力いただいている三種町の方々、本当にありがとうございました。

評価が終わった後は交流会を行いました。その際、秋田県の郷土料理である「だまこ」作成を体験し、昼食ではだまこ鍋を食べきれないほど御馳走になりました。

だまこは炊いたお米をつぶして丸めたもので、きりたんぽよりも古くから食べられていたといわれているそうです。写真は上からご飯をつぶすところとそれを丸めるところ、できた鍋を頂いているところです。

昼食の後は学生が用意したレクリエーションを実施。頭と体を両方使った活動で楽しみながら運動を行いました!


運動障害作業治療学という授業では運動障害に対する作業療法で用いられる道具や治療法、作業活動を学んでいます。この日はロウを纏うことでじんわりと手を温めることができる「パラフィン浴」を体験しました。パラフィン浴は温熱療法という患部やその周辺を温める治療の一つで、痛みの緩和・浮腫の軽減・血行改善・炎症軽減・筋緊張の緩和などが期待できます。写真は装置で温められたロウに手を入れているところです。

手を引き上げると上写真のように薄いロウの膜ができ、これを数回繰り返すことで右写真のようなロウの手袋ができます。

溶けたロウは50℃程度と高温ですが、熱の伝導がゆっくりのため少し熱めのお風呂程度に感じます。

このロウにより指と手が常に温められ続ける形となります。



この手をビニール袋でくるみ、上からタオルをかぶせて覆います。このまま15分ほど温めることで治療効果が期待できます。右写真は終了後にロウをはがすところです。手のかたちにきれいに固まっており、手袋を脱ぐようにスルリと外すことができます。

職業関連活動管理学Ⅱでは作業療法の中でも就職支援にかかわる領域を学びます。

就職支援では作業をどのように行えば効率よくできるのか、動作方法、環境、道具など様々な面からアプローチしていく必要があります。この日は利き手の切断を想定し、非利き手一本で課題の箱を作成しました。「定規が固定できずに線がブレる」、「はさみの刃が入っていかず紙が切れない」など時間がかかった要因を分析し、治具(障害者などが作業を円滑に行うために用いる道具)を作成しました。

私たちの班は紙を押さえるために文鎮を用意し、また紙を切る際に浮かせて固定できるような治具を作成しました。

これはマグネットクリップで紙をはさみ、磁石を仕込んだ台に付けることで紙を固定する仕様です。

メモリ付きの下敷きを用いた班やホワイトボードと磁石を付けた定規を用いた班など多様な発想と工夫が見られました。

実際にそれを用いて作業を行い、反省や改善点を探りました。私たちの治具は重さが足りず、切る際に箱ごと動いてしまう場面が見られたため重さを増すなど箱を固定することでさらなる動作時間の短縮ができると考えます。

大学周辺はもうすっかり冬で、雪もつもり始めています。秋田は二次試験のころでも雪が残っていることも珍しくありません。暖かい地域から秋田大学を受験しようと考えている方は防寒着と靴の対策を忘れずに。

写真は大学病院前のイルミネーションです。寒さに負けず楽しい学校生活を!

次回は授業紹介1・2年生編を予定しています。お楽しみに!


2019.10.31更新

夏休みが明けてひと月が経過しました。今回もOT専攻の活動を紹介していきます!

まずは春に紹介した園芸活動の続報を。

毎年秋田という冷涼(?)な気候による生育不順、またプランターが木の近くという関係から虫や鳥による害、梅雨や台風による水害によってうまく育つかひやひやしている園芸ですが、今年は全体的に例年よりうまく生育しました!

↑私たちの班のプランター

 左からミニひまわり・マリーゴールド・けいとう

芽が出てからは水やり・草取りを定期的に、間引きや支柱設置・追肥を必要に応じて行います。2年生が主軸として頑張ってくれました!

 

上の写真が私たちの班の成果です。満開時期がうまく合わずけいとうが成長途中です…

 

その後けいとうはしっかり 満開になってくれました!!

(右上写真)

 

夏休みが明けて花も枯れはじめ…

先日後片付けを行いました。

(右下写真)

 

玄関前にカラフルな花が咲いており、気分も明るく学校生活を送ることができました。

来年もきれいな花が咲きますように!


夏休み明けの体育の日にはOT運動会を実施しました。

この日のために作ったOTポロシャツを着て気合十分!

縦割りの班による4チームの対抗戦です。

種目は毎年異なりますが、今年はバレーボール・ドッジボール・しっぽ取り・障害物リレーを行いました。

画像はドッジボール。男子はハンデとして非利き手でのみ投げられます。

 

気持ちよく汗をかき、先輩後輩の仲も深まりました。

各チームには順位に合わせて景品が!

優勝して食べるドーナツは格別です(笑)

3年生は1・2年生で学んだことを基礎に、作業療法をさらに専門的に学んでいきます。この日は仮義手実習。手をギプスで固定して義手の付け方を学び、その操作を体験します。

義手の操作には慣れが必要です。右上写真は義手でペグをつかむところ。少しの操作でも腕、肩、体幹と全身に力が入ります。

 

右下写真は義手を補助として用い、折り紙をしているところです。ブレたり押さえる力が弱かったりと四苦八苦!


たった2時間ほどの義手装着でしたがかなり肩が凝りました。実用へともっていくにはかなりの時間と努力が必要だとひしひしと実感しました。

2019.8.2更新

遅くなってしまいましたがOT専攻の活動を紹介します。

先月は「入学を考える中学・高校生へ」を掲載したのでぜひそちらもお読みいただけると幸いです!

2年生は基礎作業学実習で様々な作業を体験しています。

左の写真は大学構内にある植物の葉や花を集め、押し花はがきを作成しているところです。

右はできたはがきの一部です。思い通りにできたかな?


行う作業は物作りだけではありません。右写真は吹き矢を体験しているところです。初めはなかなか難しいですがだんだんと上達していきます。

吹き矢には上肢の空中保持、震えたりぶれたりせずに固定しておく力、強く息を吹く力などが必要です。どんな力がいる作業なのかも実際に感じて学んでいきます。

OTでは毎年2年生と3年生が数人のグループになって町のいろいろな施設に車いすで行ってみるという体験実習を行っています。当日は普段から車いすを使用している方に同行していただき、実際に生活していく中で不便な点、こうしてほしいところなどの生の話を聞かせていただきました。私たちの班は、駅・図書館・スタジアムをめぐりました。

左写真は同行してくださった方の車です。このレバーでアクセルとブレーキを操作することができます。写真撮影・HPへの掲載を快く受け入れてくださりありがとうございました!

右写真は車いすで観戦したサッカーの試合です。ブラウブリッツ秋田は残念ながら負けてしまいました。


さらに、7月27日は秋田大学のオープンキャンパス!

作業療法学専攻にもたくさんの方が見学に来てくれました。

過去の作品や掲示物を展示したり、作業療法に用いる検査道具や車いすを実際に触っていただいたりしました。来てくださった方々ありがとうございます!

2019.5.13更新

今年度もHPで私たちOT専攻の活動を紹介していきます。

まずは4月と5月前半の活動紹介から!

2年生は毎年恒例の鯉のぼり作り!

これは基礎作業学実習という授業の一環で、いろいろな作業を実際に体験し、心身にどんな影響があるかを知るために行っています。

4月にはこどもの日にちなんで思い思いのカラフル鯉のぼりを作成!


作成した鯉のぼりはこのように大学の中庭に飾っています。

連日の強風で絡まっているものもチラホラ…(笑)

また、OT専攻では1年、2年、3年合同の縦割り班活動を行っています。班の活動には生徒主体でユニークな活動を行う「自由課題」、夏に向けてプランターで花を育てる「園芸」、2・3年生が行う「車いす実習」などがあります。

本HPの管理更新もその自由課題の一つとして代々引き継がれています。(ほかにはOT通信作成やOT運動会開催なども!)

 

今回はそのうち「園芸」の活動を紹介!班員全員で種まきを行いました。

花の種類は班ごとに様々。私たちの班はミニひまわり、マリーゴールド、けいとうを育てます。

花が良く成長していくよう、水やり、草取り、間引きなどの作業をみんなで分担して行っていきます。

きれいな花が咲きますように!